就職する企業にもよりますが、IT関連の技術者になれば新しいものを生み出せる可能性もあり、それがこの職種の面白さの一つでもあるでしょう。誰もが便利に利用出来るシステム、面白いゲームアプリ、仕事効率化が期待出来るパソコンソフトやシステムなど、技術者が提供出来るプログラムは様々です。
作り出すサービスによって適したプログラミング言語は異なるため「何を目指すか」によって選ぶ必要があります。しかし、頑張り次第で様々な分野で活躍出来ます。
留意すべき点として、雇用されている場合「新しいサービスを生み出しても必ずしも個人が評価される訳ではない」というものがあります。雇用されている社員が作ったものは会社の利益として扱われるのが一般的です。
そこで、起業を検討してみるのも方法の1つとしてあります。IT関連の技術者はそれが可能な職種です。起業においては事業内容によっても異なりますが、大規模なサーバーや特殊な環境が必要なサービスでもない限りは、少ない費用でも始めることが出来ます。パソコンとインターネット環境があれば仕事が出来る場合もあり、この点が起業を決意しやすい理由の一つかもしれません。
プログラミング言語を習得しており、開発が出来るだけの知識を有していてもすぐに起業するのはリスクが大きい場合もあります。一人前になるまでは雇用されて働く選択をした方が安全です。一連の仕事の流れを把握するのみならず、業界での人脈作りも兼ねて就職してから、実力を付けた後に起業を検討した方が良いでしょう。起業までの計画を立てて働くことで「仕事としての面白さ」も増す可能性があります。そして「どんな技術者が一人前と言えるのか」はこのサイト◆IT技術者として一人前になるために◆を見ることでイメージしやすくなり、起業までの計画も立てやすくなると思います。